祈り

2013年12月17日 22:05

「すごいね〜のんちゃんはなんでもできるね〜
どうして母さんからのんちゃんみたいな子うまれたんだろうね〜」

「たまにはいいのよ。なまけたって、
いつだってがんばってるじゃない。」

今思うと、、、
わたしにわがままばかりいって困らせる現在73歳の母は
いつも、こういういう声かけをしてくれるやさしい、温かい
大好きな母だった。
どんなに落ち込んだり、くじけそうになっても、明るい声でこうやってほめて、ゆるして受け入れてくれるやさしい人だった。
けっして器用ではないし、よそのお母さんみたいに教育熱心でもない。
どちらかというと、しっかり者の父に守られた、頼りないおタイプの女性だった。

だけと、そんな母のことがとても大好きで自慢だった。

今日、そんな母をシニアハウスという、高齢者向けのマンションに入居させた。
事情はいろいろあって、姉妹でよく話しあって決めたこと。

だけど、なんかさみしくて、なんだか悲しい。
母にとっても、わたしにとってもベストなチョイスとはわかっていても
やっぱり、なんかさみしい。

昨年末に父が亡くなり、1年。
うちの2階をリフォームして同居をしてみたけど、久しぶりの親子同居で、家族のリズムもぎくしゃく、、わたしもイライラ、、、
母も自由でないと言い出し、
やっぱり自分の家がいいわと
実家に戻ってひとり暮らしをしてみたり、、、
さみしいからと、スポーツクラブで友達探しをしてみたり、、
本人も、わたしも、いろいろ
母のこれからを一緒に模索してきたつもりだった、、

でも、この秋、体調を崩してからはすっかり弱気になって、
おまけに忘れ物外来での検査にも傾向ありの診断をされて
もう、ひとりで暮らすのは難しいと思うよ。と姉の判断、、
最初は???まだまだ大丈夫!と感じていたけれど
姉に言われたことをふまえて客観視すると、ほんとにそうだな〜と共感。
一緒にシニアマンションを見学すると、
本人もぜひと、その気になって、今日に至った。

新築のワンルームマンションでショッピングなどの出入り自由。
3食のお食事もつくってくれ、体調は病院がサポートしてくれて24時間見守りの方がいる、母の大好きな温泉にも歩いていける、おまけに姉の自宅から5分というすばらしい条件+環境。
きれいな部屋で、新しい環境で母も生き生き楽しそうにしていた。

だけど、だけども、私はなんだかさみしくて心配、、、
今は愛犬はなちゃんを抱きしめて、膝を丸めてストーブの前に座っています、、
は〜今夜はすこしブルーです、、
少しだけ弱音をはかせてくださいね。
明日からは、また、前向きなわたしに戻ります。

母にとって楽しい毎日がたくさんたくさん訪れますように、、、
昨日、心友とよべる友が帰国。
じっくり話をしました。久しぶりの投稿です、、、