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Posted by チェスト at

2011年08月17日

読み終えたよ〜すばらしい新世界!

池澤夏樹さんの
「すばらしい新世界」
作者: 池澤 夏樹
出版社/メーカー: 中央公論新社
発売日: 2000/09
メディア: 単行本

『すばらしい新世界』

やっと読み終えました。
途中で何度寝入ってしまったことか(笑)

読んで中断する間、主人公はナムリンでの滞在を楽しんでいるから
待たせていてもいいよねと思ってました(笑)。

あたらしいエネルギー開発のこと
信仰が人にとって何なのか?ということ
家族の絆のこと
普通のしあわせをかみしめるということ

723ページ、最後まで読んだあと
爽快で救いのある話!!
スッキリ♪
なんだか元気が出てきました!

主人が買ってきて、二男が読み、そして私。
そして今日からは長男が

家族で同じ本を読むと食卓の話題が増えてとてもいいな〜と思います。

仕事の〆切諸々が明日。
明後日からは親戚の結婚式の撮影をたのまれたので
屋久島へ...
自由行動は金・日の2日間だけだけど、川にも入ってきますね〜〜
水着..入るといいのだけれど....  


Posted by 樹 at 23:15Comments(4)

2011年08月09日

お遍路さん


このところ原爆や終戦のドラマが相次いであるよね。
二男が原爆のことを作文に書いているのだけど..
一緒に調べれば調べるほど胸が痛む。
はだしのゲン
youtubeで見た。なんだか落ち込んでしまって...(;´Д`)

夫が世界の社会情勢についての話をした。
ゲロゲロ.....ひ〜〜〜〜〜なんだか怖いし〜
世界より家庭!
まずは自分の家庭第1じゃね〜の〜
しあわせは足元からって自分に言い聞かせるのだけど..
なおさらブルーで不安な気持ちに..
いかげんにわたしのキャパも理解せ〜よと愚痴ってみる(笑)
ちいさいわたしでごめんなさい(;´Д`)

実家の父がお遍路さんに行きたい、資料を集めてほしいと言ってきた。
調べれば調べるほど、行ってみたいと思う私。

8月末の〆切にむけて多忙きわまりない..焦る..ちょっこし電話にも拒否反応(;´Д`)

なんだか全般的にブルー(;´Д`)
気分転換が必要かも(;´Д`)

けっして読書ではないよね〜毒酒でもないし〜
温泉か、カラオケか、はたまたショッピングか〜〜
夏休みも折り返し地点
がんばれ母さん(゜∀゜)/  


Posted by 樹 at 00:27Comments(3)

2011年07月30日

発見、かごっまの偉人

シアトルにすむ親友レニアさんが
ちゃわんむしの歌にとりつかれているらしい。

で、いろいろと検索したら
おもしろい動画発見。

感動!!すばらしい♪

鹿児島でおなじみ
ドゥーアップのジミー入枝さんの
「ちゃわんむし体操」
鹿児島LOVE


ジミー入枝さんのホームページ
http://jimmykingtowns1988.synapse-blog.jp/
そして、なんと〜chesutのブロガーらしいです!!
http://jimmyirieda.chesuto.jp/

今度、どなたか、ライブご一緒しません??  


Posted by 樹 at 07:49Comments(2)

2011年07月26日

『音』

ただ毎日をすごしているのと
いろいろ意識して考えてすごすのとは
同じ時間だと思うのだけど
全く違うよね。

いろいろと深く考える機会が多くなった最近では
簡単にすすめなくて困る。
しらなかった時のほうが楽で
毎日楽しかった気がする。
知らないままで死んでゆけたらどんなに楽しい人生だろうなんて
落ちているときは真剣に考えてしまうよ。

理屈っぽい人が好きでなくて
ま、いいじゃん楽しければって
八方美人でまわりと協調することに命かけてた
あの頃と
なんだか諦めることが多くて
いろんなこと受け入れてかみしめて
心から少し血ながして生きてる
そんな今
どっちがいいかはわからないけれど
日々、変化していく自分と
どんどん色をかえていく同じ景色。
戸惑いながらも時は待ってくれない
感動する心も輝く波動を失って
なんだかささくれだっていくような..

そんな時『音』はほんとうに癒してくれる。

ジョンレノンの『love』
Love is real, real is love,
Love is feeling, feeling love,
Love is wanting to be loved.
Love is touch, touch is love,
Love is reaching, reaching love,
Love is asking to be loved.
Love is you, You and me,
Love is knowing, We can be.
Love is free, free is love,
Love is living, living love,
Love is needing to be loved  


Posted by 樹 at 23:18Comments(2)

2011年07月25日

とりとめなく思うこと。

このところ鹿児島県内をあっちこっちとまわっています。

ほんと、いろんなとこに人が住んでいるよね。
こんな山の中に集落が〜..とか(笑)
山の中でもネット環境は充実していて
市内に住むわたしより
情報や生活
もっているものなんて
今っぽかったりする。

それにしても..
ネットの世界と現実の世界
実際にお会いしたりすると..
いろんなギャップに驚くことが多い。

取材前にホームページで検索
伝統的な手仕事をされていて
ライフスタイルも古風なイメージの方と..思いきや
いざ、おじゃましてお会いすると..
演出だったのね〜
真っ赤な車にキャピキャピファッションだったり..
がっくり..

ネットの世界ってほんとうにつくりものなのね〜
としみじみ考えてしまう...
受け手側にあわせて
キャラクターをつくりこみ、
さもありなんというホームページで情報を発信

イメージ戦略がすべてなの??

まだまだというか?いつかは理解できるのか?

広告の仕事はうそつきで
商売上手は騙し上手なんじゃないの?とか

謎や不安が深まるばかり..
あんまり考えすぎかな?

8月一杯はあんなこんなで
バタバタですが、仕事してると元気でいられるので
忙しい方がしあわせだなと思います。

ちょっと弱ってるのかしら?

ただ、自分の仕事はクライアントとぐっと話をして
本当のことを誠実に伝えられたらいいなって思います。
そうでなければ、自分の仕事に誇りは持てない
そう思いました。うそはダメ。
現実にはいろいろと問題はあるんでしょうが
親友に自信をもってみせられるようなそんな仕事がしたいって思います。
なんだか、少し気分が沈んでいますが
今度は波長のあうひとと出会えたらいいなって思います。
仕事なんだから、そうはいかないか..(笑)

あっそうそう..
リリィーシュシュのすべて..っていう映画をひょんなことから知りました。
気になって検索するんだけど
ますます...謎が深まるばかり..???

明日は二男の練習試合。
久しぶりにバスケのゲームがみれます。
なんだかこのもやもやも吹き飛ばせそうな予感(笑)

とりとめのないこと書いちゃいました。
自己分析の途中です..
ははは〜明日早いので、もう寝ます。
おやすみなさい。  


Posted by 樹 at 22:07Comments(4)

2011年07月21日

人吉で無料宿泊+人生修行ができるらしい(笑)


夏休みですね。

もし自分が学生だったら
こんなことしたいと思う...

知らない土地で住み込み(笑)

人吉のお宿
古民家をゲストハウスとして営業されている
『ピルメレンゲ』でヘルパーさんを募集している
人吉のお宿『ピルメレンゲ』のサイト→http://www6.ocn.ne.jp/~pinge/index.html


仕事の手伝いをして
食事や宿泊費はいらないってパターンらしいです。

お金にはならないけど
いい人生経験がつめそうな予感。
行ったことはないんだけど..
海外でもバックパッカーの宿に
泊まったりするのが好きなわたしは
日本でもゲストハウスやドミトリーがをチェックしていて
ずっと行ってみたくて..ブックマークしていました。

いろんなところを旅してきたという..
なかなか
面白そうなオーナーさん

息子に『バイトもいいけど、学生のうちはこんなとこで修行してきな!」
最初は、いいね〜とかにやにやしていたものの..本気ですすめる母に..
息子『そんなに行きたかったら自分でいけば』....(笑い)

行っていいの?(笑)
いっちゃおうかしら?(笑)

----------------------------------------------------------------------
『ピルメレンゲ』のホームページより引用

へルパーハウスを造り、ヘルパー制度を導入いたしました。
・募集は通年で、私たちと共にゲストを迎え入れる協力をしてくださる方を募集しております。
 明るく元気がある方、今後のために、何かを吸収したいと言う方、大歓迎です。
・宿泊・食事無料で、掃除、料理、ベットメイキング、畑の世話、子供の子守などを手伝っていていただき、
 夜はお客様と語らっていただきます。(10日間以上いてくださる方に限ります。)
・給料はお支払いできませんが、滞在期間によって旅費の足しになる程度のお礼と、
 1ヶ月以上手伝ってくださった方には、地元の加治屋さんが打った、錆びにくく、良く切れる包丁(本人の銘入れてもらいます)、もしくは本人の名前入り特製甕入り焼酎のどちらかをプレゼントいたします。
・興味を持たれた方は、電話もしくはメールにてお問い合わせください。
http://www6.ocn.ne.jp/~pinge/index.html  


Posted by 樹 at 11:07Comments(0)

2011年07月15日

ペイント日和

昨日は仕事場の壁にしみを発見。
どうやらカビか....

今年の梅雨はすごい雨と湿気だったもの

紫陽花の手入れとエアコンのそうじは相方にお願いして
壁のそうじと
.......
得意のペンキ塗り(笑)
全部ぬりつぶそうと思いましたが..
ブラウンのペンキで壁画をかいてみた!
こりゃおもしろい!!

岡本太郎さんはこれでギャラもらってたわけ??
いいな〜〜〜〜

今日は忙しくてアップできないけど

近いうちにのせますね〜

ペインティング!!!!
たのしい♪是非、晴れた日チャレンジしてくださ〜い。  


Posted by 樹 at 09:03Comments(0)

2011年07月13日

予定は自分でつくるもの。

このところ..有り難いことに仕事に追われている。

仕事があることのありがたさを痛感している自分にとって
とてもしあわせなことだと思う。

自分の存在価値を仕事を通して感じることができたなら
とてもしあわせなことだとなにかの本に書いてあった。

今回仕事でなんだか響き合う方と知り合えた。
早速、お誘いのメール。
いつものわたしなら二の足ふんで、またの機会に..ってなるとこだけど
なんだか、すぐお会いしたくて2週末の晩の予定を預けたとこ。

『予定は入るものではなく、自分でつくるもの』

こぎ始めた船は、まだまだ脆い木の葉の船だけど
確実に自分でオールをこいでいる。

またもや崇拝しているブルーハーツの歌から〜

     『情熱の薔薇』
          作詞・作曲 甲本ヒロト

     永遠なのか?本当か? 時の流れは続くのか?
     いつまで経っても変わらない・・・
     そんなものあるだろうか・・・?

     見てきたものや聞いたこと・・・
     今まで覚えた全部デタラメだったら面白い
     そんな気持ち分かるでしょう?
     
     答えはきっと奥の方・・・心のずっと奥の方
     涙はそこからやってくる・・・心のずっと奥の方
  

     
     なるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せ・・・
     なるべくいっぱい集めよう・・・
そんな気持ち分かるでしょう?
     答えはきっと奥の方・・・心のずっと奥の方
     涙はそこからやってくる・・・心のずっと奥の方

     情熱の真っ赤な薔薇を 胸に咲かせよう! 
     花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥の方 
    
  


Posted by 樹 at 08:41Comments(0)

2011年07月11日

見えてきた。

はずかしながら見えてきた。

いろんなこと
調べればしらべるほど
ブルーハーツのすごさにおどろき...

ギターの真島さんの作詞のセンスに感動..

そして検索するうちに
反原発ソングをまとめたブログ発見。

清志郎さんや浜省さん
昔から言ってたんだね。
学生の頃、貧乏だったけど
ブルーハーツの歌、響かなかった。
どちらかというと..
あんまりお利口さんじゃない子たちがこぞって聴いていた。
バブルの時代、ワンレン&ボディコンに憧れ
大切なことを突き詰めないで大人になった。
もっと悩んで、いろんなことを考えてココにいたら
もう少し生きやすい時代を息子たちに残してやれたかもと思った。

いろんな意見があると思う。

放射能のことをリアルに話す山本太郎くんは仕事を失い
山本太郎くんの映像
斉藤和義さんの歌はYouTubeから削除される。
斉藤和義さんの歌

この方のブログに今回のいろんな動画がまとめてのせてある
いろんな意見があると思う。

それでいいと思う。
吹けば飛ぶような一般市民のわたしでも
こんな話をきちん家族で話してる
ブログに書いてる。
考えてる。

今のわたしにできること
ここがスタートだと思う。
夫が村上春樹さんのカタルーニャの演説をきかせてくれた。
涙がとめどめなくながれた。
求めていることばが、そこにはたくさんのっていた。
泥舟をおりて、自分自身でちいさな小舟丁寧につくって海原に再出発したい
そう思うポジティブな自分がそこにいる。
是非、読んでもらって
いろんなことを一緒に語って
それが、わたしたちに出来る、のこされた
大切なことなんだと思う。

息子が「ショックだ。」とひとこと
けれどこの村上春樹さんのスピーチのプリントを
大事に胸に抱えて、仲間が待つ寮生活に戻っていった。
-------------------------------------------------------------------------------------
カタルーニャでのスピーチの映像1〜4
1
2
3
4
村上春樹さんのスピーチ


「非現実的な夢想家として」

 僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。それで手間取ってしまった。

 僕はこれまで世界のいろんな都市でサイン会を開きましたが、女性読者にキスを求められたのは、世界でこのバルセロナだけです。それひとつをとっても、バルセロナがどれほど素晴らしい都市であるかがわかります。この長い歴史と高い文化を持つ美しい街に、もう一度戻ってくることができて、とても幸福に思います。

 でも残念なことではありますが、今日はキスの話ではなく、もう少し深刻な話をしなくてはなりません。

 ご存じのように、去る3月11日午後2時46分に日本の東北地方を巨大な地震が襲いました。地球の自転が僅かに速まり、一日が百万分の1.8秒短くなるほどの規模の地震でした。

 地震そのものの被害も甚大でしたが、その後襲ってきた津波はすさまじい爪痕を残しました。場所によっては津波は39メートルの高さにまで達しました。39メートルといえば、普通のビルの10階まで駆け上っても助からないことになります。海岸近くにいた人々は逃げ切れず、二万四千人近くが犠牲になり、そのうちの九千人近くが行方不明のままです。堤防を乗り越えて襲ってきた大波にさらわれ、未だに遺体も見つかっていません。おそらく多くの方々は冷たい海の底に沈んでいるのでしょう。そのことを思うと、もし自分がその立場になっていたらと想像すると、胸が締めつけられます。生き残った人々も、その多くが家族や友人を失い、家や財産を失い、コミュニティーを失い、生活の基盤を失いました。根こそぎ消え失せた集落もあります。生きる希望そのものをむしり取られた人々も数多くおられたはずです。

 日本人であるということは、どうやら多くの自然災害とともに生きていくことを意味しているようです。日本の国土の大部分は、夏から秋にかけて、台風の通り道になっています。毎年必ず大きな被害が出て、多くの人命が失われます。各地で活発な火山活動があります。そしてもちろん地震があります。日本列島はアジア大陸の東の隅に、四つの巨大なプレートの上に乗っかるような、危なっかしいかっこうで位置しています。我々は言うなれば、地震の巣の上で生活を営んでいるようなものです。

 台風がやってくる日にちや道筋はある程度わかりますが、地震については予測がつきません。ただひとつわかっているのは、これで終りではなく、別の大地震が近い将来、間違いなくやってくるということです。おそらくこの20年か30年のあいだに、東京周辺の地域を、マグニチュード8クラスの大型地震が襲うだろうと、多くの学者が予測しています。それは十年後かもしれないし、あるいは明日の午後かもしれません。もし東京のような密集した巨大都市を、直下型の地震が襲ったら、それがどれほどの被害をもたらすことになるのか、正確なところは誰にもわかりません。

 にもかかわらず、東京都内だけで千三百万人の人々が今も「普通の」日々の生活を送っています。人々は相変わらず満員電車に乗って通勤し、高層ビルで働いています。今回の地震のあと、東京の人口が減ったという話は耳にしていません。

 なぜか?あなたはそう尋ねるかもしれません。どうしてそんな恐ろしい場所で、それほど多くの人が当たり前に生活していられるのか?恐怖で頭がおかしくなってしまわないのか、と。

 日本語には無常(mujo)という言葉があります。いつまでも続く状態=常なる状態はひとつとしてない、ということです。この世に生まれたあらゆるものはやがて消滅し、すべてはとどまることなく変移し続ける。永遠の安定とか、依って頼るべき不変不滅のものなどどこにもない。これは仏教から来ている世界観ですが、この「無常」という考え方は、宗教とは少し違った脈絡で、日本人の精神性に強く焼き付けられ、民族的メンタリティーとして、古代からほとんど変わることなく引き継がれてきました。

 「すべてはただ過ぎ去っていく」という視点は、いわばあきらめの世界観です。人が自然の流れに逆らっても所詮は無駄だ、という考え方です。しかし日本人はそのようなあきらめの中に、むしろ積極的に美のあり方を見出してきました。

 自然についていえば、我々は春になれば桜を、夏には蛍を、秋になれば紅葉を愛でます。それも集団的に、習慣的に、そうするのがほとんど自明のことであるかのように、熱心にそれらを観賞します。桜の名所、蛍の名所、紅葉の名所は、その季節になれば混み合い、ホテルの予約をとることもむずかしくなります。

 どうしてか?

 桜も蛍も紅葉も、ほんの僅かな時間のうちにその美しさを失ってしまうからです。我々はそのいっときの栄光を目撃するために、遠くまで足を運びます。そしてそれらがただ美しいばかりでなく、目の前で儚く散り、小さな灯りを失い、鮮やかな色を奪われていくことを確認し、むしろほっとするのです。美しさの盛りが通り過ぎ、消え失せていくことに、かえって安心を見出すのです。

 そのような精神性に、果たして自然災害が影響を及ぼしているかどうか、僕にはわかりません。しかし我々が次々に押し寄せる自然災害を乗り越え、ある意味では「仕方ないもの」として受け入れ、被害を集団的に克服するかたちで生き続けてきたのは確かなところです。あるいはその体験は、我々の美意識にも影響を及ぼしたかもしれません。

 今回の大地震で、ほぼすべての日本人は激しいショックを受けましたし、普段から地震に馴れている我々でさえ、その被害の規模の大きさに、今なおたじろいでいます。無力感を抱き、国家の将来に不安さえ感じています。

 でも結局のところ、我々は精神を再編成し、復興に向けて立ち上がっていくでしょう。それについて、僕はあまり心配してはいません。我々はそうやって長い歴史を生き抜いてきた民族なのです。いつまでもショックにへたりこんでいるわけにはいかない。壊れた家屋は建て直せますし、崩れた道路は修復できます。

 結局のところ、我々はこの地球という惑星に勝手に間借りしているわけです。どうかここに住んで下さいと地球に頼まれたわけじゃない。少し揺れたからといって、文句を言うこともできません。ときどき揺れるということが地球の属性のひとつなのだから。好むと好まざるとにかかわらず、そのような自然と共存していくしかありません。

 ここで僕が語りたいのは、建物や道路とは違って、簡単には修復できないものごとについてです。それはたとえば倫理であり、たとえば規範です。それらはかたちを持つ物体ではありません。いったん損なわれてしまえば、簡単に元通りにはできません。機械が用意され、人手が集まり、資材さえ揃えばすぐに拵えられる、というものではないからです。

 僕が語っているのは、具体的に言えば、福島の原子力発電所のことです。

 みなさんもおそらくご存じのように、福島で地震と津波の被害にあった六基の原子炉のうち、少なくとも三基は、修復されないまま、いまだに周辺に放射能を撒き散らしています。メルトダウンがあり、まわりの土壌は汚染され、おそらくはかなりの濃度の放射能を含んだ排水が、近海に流されています。風がそれを広範囲に運びます。

 十万に及ぶ数の人々が、原子力発電所の周辺地域から立ち退きを余儀なくされました。畑や牧場や工場や商店街や港湾は、無人のまま放棄されています。そこに住んでいた人々はもう二度と、その地に戻れないかもしれません。その被害は日本ばかりではなく、まことに申し訳ないのですが、近隣諸国に及ぶことにもなりそうです。

 なぜこのような悲惨な事態がもたらされたのか、その原因はほぼ明らかです。原子力発電所を建設した人々が、これほど大きな津波の到来を想定していなかったためです。何人かの専門家は、かつて同じ規模の大津波がこの地方を襲ったことを指摘し、安全基準の見直しを求めていたのですが、電力会社はそれを真剣には取り上げなかった。なぜなら、何百年かに一度あるかないかという大津波のために、大金を投資するのは、営利企業の歓迎するところではなかったからです。

 また原子力発電所の安全対策を厳しく管理するべき政府も、原子力政策を推し進めるために、その安全基準のレベルを下げていた節が見受けられます。

 我々はそのような事情を調査し、もし過ちがあったなら、明らかにしなくてはなりません。その過ちのために、少なくとも十万を超える数の人々が、土地を捨て、生活を変えることを余儀なくされたのです。我々は腹を立てなくてはならない。当然のことです。

 日本人はなぜか、もともとあまり腹を立てない民族です。我慢することには長けているけれど、感情を爆発させるのはそれほど得意ではない。そういうところはあるいは、バルセロナ市民とは少し違っているかもしれません。でも今回は、さすがの日本国民も真剣に腹を立てることでしょう。

 しかしそれと同時に我々は、そのような歪んだ構造の存在をこれまで許してきた、あるいは黙認してきた我々自身をも、糾弾しなくてはならないでしょう。今回の事態は、我々の倫理や規範に深くかかわる問題であるからです。

 ご存じのように、我々日本人は歴史上唯一、核爆弾を投下された経験を持つ国民です。1945年8月、広島と長崎という二つの都市に、米軍の爆撃機によって原子爆弾が投下され、合わせて20万を超す人命が失われました。死者のほとんどが非武装の一般市民でした。しかしここでは、その是非を問うことはしません。

 僕がここで言いたいのは、爆撃直後の20万の死者だけではなく、生き残った人の多くがその後、放射能被曝の症状に苦しみながら、時間をかけて亡くなっていったということです。核爆弾がどれほど破壊的なものであり、放射能がこの世界に、人間の身に、どれほど深い傷跡を残すものかを、我々はそれらの人々の犠牲の上に学んだのです。

 戦後の日本の歩みには二つの大きな根幹がありました。ひとつは経済の復興であり、もうひとつは戦争行為の放棄です。どのようなことがあっても二度と武力を行使することはしない、経済的に豊かになること、そして平和を希求すること、その二つが日本という国家の新しい指針となりました。

 広島にある原爆死没者慰霊碑にはこのような言葉が刻まれています。

 「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」

 素晴らしい言葉です。我々は被害者であると同時に、加害者でもある。そこにはそういう意味がこめられています。核という圧倒的な力の前では、我々は誰しも被害者であり、また加害者でもあるのです。その力の脅威にさらされているという点においては、我々はすべて被害者でありますし、その力を引き出したという点においては、またその力の行使を防げなかったという点においては、我々はすべて加害者でもあります。

 そして原爆投下から66年が経過した今、福島第一発電所は、三カ月にわたって放射能をまき散らし、周辺の土壌や海や空気を汚染し続けています。それをいつどのようにして止められるのか、まだ誰にもわかっていません。これは我々日本人が歴史上体験する、二度目の大きな核の被害ですが、今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。我々日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、我々自身の国土を損ない、我々自身の生活を破壊しているのです。

 何故そんなことになったのか?戦後長いあいだ我々が抱き続けてきた核に対する拒否感は、いったいどこに消えてしまったのでしょう?我々が一貫して求めていた平和で豊かな社会は、何によって損なわれ、歪められてしまったのでしょう?

 理由は簡単です。「効率」です。

 原子炉は効率が良い発電システムであると、電力会社は主張します。つまり利益が上がるシステムであるわけです。また日本政府は、とくにオイルショック以降、原油供給の安定性に疑問を持ち、原子力発電を国策として推し進めるようになりました。電力会社は膨大な金を宣伝費としてばらまき、メディアを買収し、原子力発電はどこまでも安全だという幻想を国民に植え付けてきました。

 そして気がついたときには、日本の発電量の約30パーセントが原子力発電によってまかなわれるようになっていました。国民がよく知らないうちに、地震の多い狭い島国の日本が、世界で三番目に原発の多い国になっていたのです。

 そうなるともうあと戻りはできません。既成事実がつくられてしまったわけです。原子力発電に危惧を抱く人々に対しては「じゃああなたは電気が足りなくてもいいんですね」という脅しのような質問が向けられます。国民の間にも「原発に頼るのも、まあ仕方ないか」という気分が広がります。高温多湿の日本で、夏場にエアコンが使えなくなるのは、ほとんど拷問に等しいからです。原発に疑問を呈する人々には、「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきます。

 ロバート・オッペンハイマー博士は第二次世界大戦中、原爆開発の中心になった人ですが、彼は原子爆弾が広島と長崎に与えた惨状を知り、大きなショックを受けました。そしてトルーマン大統領に向かってこう言ったそうです。

 「大統領、私の両手は血にまみれています」

 トルーマン大統領はきれいに折り畳まれた白いハンカチをポケットから取り出し、言いました。「これで拭きたまえ」

 しかし言うまでもなく、それだけの血をぬぐえる清潔なハンカチなど、この世界のどこを探してもありません。

 我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です。

 我々は技術力を結集し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求すべきだったのです。たとえ世界中が「原子力ほど効率の良いエネルギーはない。それを使わない日本人は馬鹿だ」とあざ笑ったとしても、我々は原爆体験によって植え付けられた、核に対するアレルギーを、妥協することなく持ち続けるべきだった。核を使わないエネルギーの開発を、日本の戦後の歩みの、中心命題に据えるべきだったのです。

 それは広島と長崎で亡くなった多くの犠牲者に対する、我々の集合的責任の取り方となったはずです。日本にはそのような骨太の倫理と規範が、そして社会的メッセージが必要だった。それは我々日本人が世界に真に貢献できる、大きな機会となったはずです。しかし急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、その大事な道筋を我々は見失ってしまったのです。

 前にも述べましたように、いかに悲惨で深刻なものであれ、我々は自然災害の被害を乗り越えていくことができます。またそれを克服することによって、人の精神がより強く、深いものになる場合もあります。我々はなんとかそれをなし遂げるでしょう。

 壊れた道路や建物を再建するのは、それを専門とする人々の仕事になります。しかし損なわれた倫理や規範の再生を試みるとき、それは我々全員の仕事になります。我々は死者を悼み、災害に苦しむ人々を思いやり、彼らが受けた痛みや、負った傷を無駄にするまいという自然な気持ちから、その作業に取りかかります。それは素朴で黙々とした、忍耐を必要とする手仕事になるはずです。晴れた春の朝、ひとつの村の人々が揃って畑に出て、土地を耕し、種を蒔くように、みんなで力を合わせてその作業を進めなくてはなりません。一人ひとりがそれぞれにできるかたちで、しかし心をひとつにして。

 その大がかりな集合作業には、言葉を専門とする我々=職業的作家たちが進んで関われる部分があるはずです。我々は新しい倫理や規範と、新しい言葉とを連結させなくてはなりません。そして生き生きとした新しい物語を、そこに芽生えさせ、立ち上げてなくてはなりません。それは我々が共有できる物語であるはずです。それは畑の種蒔き歌のように、人々を励ます律動を持つ物語であるはずです。我々はかつて、まさにそのようにして、戦争によって焦土と化した日本を再建してきました。その原点に、我々は再び立ち戻らなくてはならないでしょう。

 最初にも述べましたように、我々は「無常(mujo)」という移ろいゆく儚い世界に生きています。生まれた生命はただ移ろい、やがて例外なく滅びていきます。大きな自然の力の前では、人は無力です。そのような儚さの認識は、日本文化の基本的イデアのひとつになっています。しかしそれと同時に、滅びたものに対する敬意と、そのような危機に満ちた脆い世界にありながら、それでもなお生き生きと生き続けることへの静かな決意、そういった前向きの精神性も我々には具わっているはずです。

 僕の作品がカタルーニャの人々に評価され、このような立派な賞をいただけたことを、誇りに思います。我々は住んでいる場所も遠く離れていますし、話す言葉も違います。依って立つ文化も異なっています。しかしなおかつそれと同時に、我々は同じような問題を背負い、同じような悲しみと喜びを抱えた、世界市民同士でもあります。だからこそ、日本人の作家が書いた物語が何冊もカタルーニャ語に翻訳され、人々の手に取られることにもなるのです。僕はそのように、同じひとつの物語を皆さんと分かち合えることを嬉しく思います。夢を見ることは小説家の仕事です。しかし我々にとってより大事な仕事は、人々とその夢を分かち合うことです。その分かち合いの感覚なしに、小説家であることはできません。

 カタルーニャの人々がこれまでの歴史の中で、多くの苦難を乗り越え、ある時期には苛酷な目に遭いながらも、力強く生き続け、豊かな文化を護ってきたことを僕は知っています。我々のあいだには、分かち合えることがきっと数多くあるはずです。

 日本で、このカタルーニャで、あなた方や私たちが等しく「非現実的な夢想家」になることができたら、そのような国境や文化を超えて開かれた「精神のコミュニティー」を形作ることができたら、どんなに素敵だろうと思います。それこそがこの近年、様々な深刻な災害や、悲惨きわまりないテロを通過してきた我々の、再生への出発点になるのではないかと、僕は考えます。我々は夢を見ることを恐れてはなりません。そして我々の足取りを、「効率」や「便宜」という名前を持つ災厄の犬たちに追いつかせてはなりません。我々は力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」でなくてはならないのです。人はいつか死んで、消えていきます。しかしhumanityは残ります。それはいつまでも受け継がれていくものです。我々はまず、その力を信じるものでなくてはなりません。

 最後になりますが、今回の賞金は、地震の被害と、原子力発電所事故の被害にあった人々に、義援金として寄付させていただきたいと思います。そのような機会を与えてくださったカタルーニャの人々と、ジャナラリター・デ・カタルーニャのみなさんに深く感謝します。そして先日のロルカの地震の犠牲になられたみなさんにも、深い哀悼の意を表したいと思います。(バルセロナ共同)

村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文

毎日新聞 2011年6月10日 19時00分(最終更新 6月10日 19時09分)  


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2011年07月07日

ブルーハーツが好きだ。

ブルーハーツが好きでよく車で聴くんだけど

先日の客人もファンだそうで
「今は『クロマニヨンズ』ですよ樹さん!」
と言われた。
芸能情報にはうとくって..(;´Д`)

ブルーハーツ
  ↓
↑ハイロウズ↓
  ↓
クロマニヨンズ

とバンド名がかわっているらしい..
なんだか、ヒットした!最近、まわりが原始時代に見えるときがある。
「どんなに文明が発達しても、ヒトは動物。食べて寝て繁殖活動」
人の抱える悩みは時代がかわっても変わらず..
権力者の私利私欲で弱者はいつも立場が弱い..

だからこそ、自分の中に強さや信じる神をもって
ひたむきに生きること。
そんな弱いわたしたちにメッセージを送り
元気をくれるアーティスト甲本ヒロト


「ひとに優しく」&「情熱の薔薇」

わたしは..「青空」も好き。
格好良くないところがこころに響く。
あと「チェルノブイリ」っていう反原発の歌も自費でリリースしてる。
すぐ販売中止になったらしいけど..
なんだかいい。泣ける!
ほんとうに熱くていい。
ブルーハーツ好き!!

相方に、それって思春期の時にひびかなかったの?って言われたけど
私の場合『今が思春期ですから』(笑)  


Posted by 樹 at 11:11Comments(0)

2011年07月03日

お泊まりのお客さま

昨日は知り合いファミリーをご招待してのおしゃべり会。

かれこれ7年のおつきあい。

そのころ27才の新郎新婦だった彼らには
6才を筆頭に4才、1才の3人の女の子の両親なのです。

鹿屋にいらっしゃるので
お泊まりされて、今日帰っていかれました。

女の子たちのにぎやかなこと
かわいくって、かわいくて
なんだかとってもはなやかな時間でした。

うちの二男くんもお兄さんらしく
たくさん面倒をみてくれました。
ボールを常にさわっているので
「バスケのお兄ちゃん」とよばれていました(笑)←ここでもか。
1才の子ってこんなに手がかかるのね
なんだか、すっかり忘れますよね〜

ふたり仲良く
うれしいことです。
また来てほしいな。  


Posted by 樹 at 14:23Comments(2)

2011年06月30日

農家をたずねて..

外まわりの仕事が多くて
パソコン前にすわれません...
更新ができなくてすみません..

昨日は菱刈に米農家さんの取材
あたしいホームページ制作の依頼で
バタバタ

とても素敵なファミリーで
家族経営の大きな農家さん

米づくりに関わる深いお話に
また、ひとつ日本人のほこりのような
なんだか
深く感動してしまいました。

私「いろんな知らないことがいっぱいで..すみません」
農家のお父さん「「知らないことがたくさんある」ってわかってるだけでも君は早いよ」
        「わしなんて..農業がこんなもんかな〜とわかった時には、もうお迎えだよ」

ほんとうにニコニコした笑顔の素敵なお父さんと
やる気まんまんの後継さん
お母さんのおいしい料理
お孫さんの笑顔
なんだか大切なものがたくさんココにはあって..
学ぶことがいっぱいありました。

ホームページできたらお知らせしますね!
まだまだ先の長い話ですが...  


Posted by 樹 at 12:42Comments(0)

2011年06月25日

薪割り

昨日は取材で南薩摩の塩をつくっている人のところへ

なんだか
ちょっと驚いた。
短パンとぞうりに
鶏の放し飼いにボロボロの施設...
ハンモックゆらゆら
おまけに〜
取材の途中に代表さんが海へダイブ.......
なんだかぼ〜〜〜
オシャレして行った自分..なんだか場違い..

コーヒーのいいかおりに
お気に入りのインテリアに包まれて暮らす生活..
だけど...
経済活動に試行錯誤
こどもの教育費や銀行への返済
親の介護問題..

そんなこととは
別次元の生活....

塩をつくるために火をおこす作業開始
「薪を割ってみませんか?」とのお誘いにのってみる
なかなか簡単に割れない

昔はこうやって薪を切り
だれもが火をおこしていたんだよね。
「インディアンのもとで修行したんですよ。火おこしの..」
そうやって自転車で日本中を旅していて
今そこで塩つくりを学んでいる青年が楽しそうに話す

どうやって食べてるんだろ?
素朴な疑問をかかえながら
必死に薪割り..
10回くらいふりおろしたあとかな?
こんなかんじかなと実感する。

楽しい。シンプルに楽しい!

純粋に薪を割る時間に集中できた。
心地よい汗

どちらの生活、人生がいいのか
なんてどうでもいいことなのかもしれないけど

昨日はこちらの最高峰、今日はあちらで..

まだまだ自分の知らない世界はいろいろ広がっているんだなと
ぐるぐる頭の中は整理できないまま

ですが...
めちゃめちゃ経済活動ドストレートの仕事..
今日は霧島へ〜

今できることは
自分の仕事で、どれだけひとを感動させられるか

自分の仕事にほこりをもって丁寧に本気で取り組んできますね〜
今日も楽しかった〜と感じられたらいいな。

でもでも...薪割りはたのしかった..  


Posted by 樹 at 07:58Comments(0)

2011年06月23日

一歩前進

新規の取引先を紹介してもらったので
ご挨拶かねがね
新しい企画のプレゼン

最初はなんとなくウェルカムではないかんじで..
超緊張...
でも、誠意をもって気持ちを伝えて
素で勝負一本!

心からの本気トークと
長い時間と頭をつかってつくった資料に
本気を入魂

本気は必ず伝わるんですね..

先日の乙女会で学んだことが生かせたかんじです。

学んで
行動して
体験して
自信につなげる
あとは信頼を積み上げるために
さらに学ぶ。

今夜は祝杯!
一旦休憩

がんばってま〜す(^_^ゞ  


Posted by 樹 at 18:35Comments(0)

2011年06月19日

乙女の会

木曜日の晩...
『乙女の会』に出席して参りました。

すばらしいテーブルコーディネートに
手料理の数々...

出迎えてくれたたくさんの花

これから、もっと素敵なことが起こっていくのかもしれない...
と期待させるような夢のような時間でした..
歳をとっていくのも悪くないな..と
感じさせる大人の「乙女の会」でした。

呼んでいただけて感謝です。

ご縁とは不思議なもので
ちょっと、がんばって手を伸ばせば
そこにぴかぴか光って存在している
そこに手が届くんだなと..
ひとは弱くてはかないものだからこそ
手を差し伸べ、あたため、
お互いに引き合うのかもしれないと

「のぞめば叶う」のですよ。
と先輩は言う..

「のぞむ」そのこと自体が難しいのですよと後輩は思う..
「のぞむ」には気付かなければいけないし
「のぞむ」にはパスポートが必要なんですよ..
それ自体、自分が決めた枠なのかもしれないけれど...

先輩の言っていた
「自分のまわりの起こることを避けては通れない天災だと思うこと」
「辛い経験は意味があって、その経験を通して、今までの行いを清めることになるということ」

経験して学び、気付き、動き、感じる。
いろんなことを「感謝」する大切な学びの一夜でした。

女性として生まれてこれてよかったなと思います。

次回の「乙女会」ウクレレ持参します。
下手ですがみんなでうたいましょう♪
きっと楽しい一夜になると思います..うふふ  


Posted by 樹 at 12:36Comments(2)

2011年06月14日

湿気対策

梅酒。

昨日はオシゴト終了と同時に梅酒をのみながら
夕飯クッキング♪

今年も梅酢&梅酒つけましたよ〜
2年前に植えた梅の木
実をつけるのはまだまだ先のようです。

梅雨ですネ〜
昨日ははねありの大群もでました(気持ちワル..)
どこもかしこも..
ひどい湿気で
お気に入りのかご類にかび
革の持ち手がついているものなんかは
ひどいひどい
今日は朝少し晴れ間があったので
アルコールでふいてほしてみましたが...
湿気対策にいい方法はないですか?  


Posted by 樹 at 16:03Comments(2)

2011年06月13日

朝めし前(笑)


お天気がよかったら伺いますね。
当日の朝きめようね〜
なんて会話しながら
今依頼されているお仕事。

学校もお休みだったので
少しお寝坊してたので...
起きてすぐ、8時に電話。

今日曇りだけどやっちゃおうか〜と
午後からお天気くずれるらしいし
朝しようよ!
30分後集合ね。と

相手も経営者..話は早い!
で朝ごはんもそこそこ
仕事スタート♪
次男の日曜参観の代休でまだおねんね(笑)
1時間半で、ほぼ希望の分...終了。
あとの段取りがスムーズです。
やろうと思ったら、その時!おまけに..
朝早くから体動かすと気持ちいいです。

そしたら
プラスの気を持っていらっしゃる方から
次々電話。

いい1日のスタートでした。
おかげさまで美しい花畑も眺めることもできましたよ〜

なんでも朝!
うふふ♪

パソコンでご覧のみなさん
アロマふわりさんの今日のブログの映像
感動しました。是非のぞいてくださいね〜
http://aromafuwari.chesuto.jp/e610754.html  


Posted by 樹 at 18:47Comments(0)

2011年06月12日

目にみえないもの..


こころがひらく瞬間..
目にみえないなにかがうごいて
目に見えないことが
きっとおこっているのかもしれない..

あんなに頑なに心を閉ざしていて
ご自分の主張ばかりを訴えていた方が
あちらからお詫びのことばを言われるなんて...

一昨日..
今抱えていたトラブルの
やりなおしが仕上がってきた。
段取りや契約上、
こちらには法的にも金銭的責任を負う必要のないクレームでしたが..
せめてもの気持ちと思い
再度制作しているところでした。

いろいろな行動はできたと思うのですが..

相手の立場になって
ほんとうに、自分の中に非は0ではなかった?
と思う気持ちで、お詫びに伺い
自分のできること、思いをこめた品を贈り
自分の今思っていることを手紙にしたためて1週間...

はっきりしないもやもやな気持ちのまま
毎日をすごしておりました。

今回の仕事は相方の
「利益に対してリスクが大きすぎるんじゃないか」
という意見をおしきってうけた仕事の手前..
自分ですべてをのりこえようと努力していましたが
眠れずに...落ち込んだ心を..
他の前向きな仕事に取り組むことで
ごまかしていたような気がします..

で相方にほんとうの気持ちを相談してみました。
「きちんと心を整理しなければ先にすすめない。
 はっきり決着をつけたい」と..

すると..

「僕はそんなに大したトラブルではないと思うよ。
 ひきずっていること自体がおかしいよ。
 商売してたら、いろんなことあるよ。樹が知らないだけで
 もっといろんなピンチがあったんだから..」

「今はそっと期を待つ時期だよ」

「きっとしぜんと道が開く..今はそっと傍観するべき..」

「頑なな凍えた心には..刃物ではなくあったかいスープを」
と相方に言われ

早く解決したい気持ちをおさえ、自分の修行だと...
落ち着かない日々をすごしていました..

すると....
あちらの担当者から連絡が
「ご本人さんから電話があって、言い過ぎてしまった
こちらとしてももう1回考えてみます」とのこと。
いろんな事情があって複雑な責任問題だったけど
まだ、完全に解決はしていないけど..
確実にいい方向へすすみつつあるような気がします。

失敗や痛い経験
これからの仕事に生かしていかなければと..

すきなことをしていて
それになにかしらかの価値をみいだせれば
それ以上のしあわせはない。


よく通る道の福祉施設の掲示板にはってありました。
身にしみいる言葉です...。

今日も大切に丁寧に暮らしたいと思います。  


Posted by 樹 at 11:01Comments(4)

2011年06月10日

どこからでも学べるような...


今日朝テレビをつけたら

AKB48の前田敦子さんがコメントしている場面
ファンでもないし、詳しくはないんだけど

彼女の熱いトークに目頭が熱くなった。
最近...涙もろくてこまるのだけど..

彼女若いのに
苦労したのね。
一生懸命がんばったからこそ
こんなことが言えるのよね..

時代の仕掛人 秋元康さん
もちろんうまい..大人のビジネスなんだろうけど..

なんだか、この彼女のコメントをきいて
わたしたちへの..メッセージを含んでいるように思った。

わたしの世代からするとおにゃんこクラブのほうが
馴染み深いんだけど...

ひょっとすると,
こういう、かわいいコたちが
本気になって
痛い思いをして成長していくとことかをみせて

今の
「一生懸命がんばるって..なんだか格好悪い」
って感じてる、若い世代に対して
喝をいれようとしての社会的活動の意味も
ふくまれているのではないのだろうか?

昨年、
1位になれなくて、むかついた顔で
となりの1位のコをうらめしそうに
横目でにらみつけていた彼女をみて..
こわすぎる〜
総選挙って..どうなの?とか
かわいい顔して、闘志むき出しで緊張している顔をみて
「お金もうけしたい大人にもてあそばれてる」とか
「悪趣味....」って思ったけれど...

いろんなことに疲れ気味で
ポジティブな活動をしようと
努めてがんばっているわたしにとって

彼女のコメントは強烈に響いた。

20歳の時ちゃらちゃらしてて..
な〜んも考えてなかったかも..と

彼女はがんばったんだよね。
悩んだんだよね。
なにかがかわったんだよね..

そして..挫折や失敗や、大きな壁は
成長するための貯金なんだな..と..

この歳になってから気付きました..

学びはどこからでも学べるものですね...ふふふ
ワイドショーですよ...
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前田敦子さんの第1位のあいさつ
「皆さん、ありがとうございます。本当にうれしいです。
この1年間はいろんなことを考えて毎日を過ごしてきました。
こんなに支えてくださっている皆さんがいるのに、
この場でまた(1位に)選ばれなかったら…って毎日を過ごしていると
ほんとうに辛くて..さみしくて...孤独でした。
今回こうやってあらためてたくさんの方に応援していただいていること、
たくさんの方に支えていただけていることをとってもうれしく思います
ありがとうございます、自分なりにがんばってまいります。
2位の大島優子さんに対しては
「優子には、この1年間…1年間とはいわず、
ずーっと、ずーっと、みんなを引っ張ってくれたのは私じゃなくて優子だと思っています。
優子には、今も勝てたところがあるとは思っていません。
これからも変わらずAKB48を一緒に支えてくれたらうれしいです」

熱い..女の子たちですよね..
まけていられませんね〜ふふふ  


Posted by 樹 at 15:45Comments(2)

2011年06月08日

インプットデイ♪

新しいオシゴトのオファーをいただき
西へ東へ走り回っておりまする。

アウトピットばかりで
ちょっぴり枯渇状態。

明日はインプットのため
市立図書館に巣ごもりの予定。

お昼は下荒田のchaoさんでランチ
アフターは
ダイダイ大好きな抹茶マカロンで〜
新茶のおいしい季節ですね。  


Posted by 樹 at 22:20Comments(2)